■市民とメディア研究会・あくせす代表 津田正夫

■市民とメディア研究会・あくせす副代表 高野春廣


市民とメディア研究会・あくせす代表 津田正夫

私たちは2年前から「市民とメディア研究会・あくせす」という市民団体をつくっています。
  これまで、通信やメディアの資源(電波、免許、人材、関連情報など)や、発信のシステム(法律、制度、放送施設・設備、ネットワークなど)は、政府やメディア企業に独占されてきました。
多チャンネル化したテレビ、コンピュータや携帯電話は、関連産業を潤してはいますが、人々のつながりを豊かにしたとは必ずしも言えません。
  デジタル化や多メディア化によってますます増えてくるメディア資源が、より多くの市民にも開かれ、市民のメディア参加がすすむことが大切ではないかと考えます。
  来年から学校ではじまるメディア教育も、コンピュータ学習だけではなく、もっと豊かなメディア表現につながるほうがいいと考えます。
  そのために私たちは、勉強会を開いたり、メディアを使いこなす(メディア・リテラシー)講座を開いたり、NPO(ボランティアの市民団体)の広報に協力する活動などをすすめています。
  情報化が、私たちの忙しさや企業の利益だけにつながるのではなく、人間的なコミュニティの回復に役立つように、あなたの知恵と力を貸してください。


市民とメディア研究会・あくせす副代表 高野春廣

学生達と図書館紹介のビデオを作りました。カメラを始めて手にした人、編集もマニュアル本を見ながらという人が大半でした。機材はすべて家庭用のしかも安めのもの。でも、20分ほどの番組が見事に完成しました。新入生の反応も上々です。学生の目線で図書館をとらえてたのが受けたようです。

 カメラをまわしたり、ビデオをパソコンで編集したりすることを私も一部一緒にやってみました。思ったより簡単に「かたち」になりました。自分のイメージを映像やコメントで表現するのは楽しいなとあらためて実感しました。
  別の映画好きの学生が香港の監督の映像に触発され、自分も撮影してみたいとおそるおそるカメラに触れ、パソコンによる編集も始めました。この秋の大学祭に向けてビデオ作品を作るのだと目を輝かせています。

 ふつうの学生、ふつうの市民が制作したものが仲間内だけでなく、放送されるなどさらに多くの人たちの目に触れ、作品や制作の思いについて語り合えたらどんなにいいかと夢は広がります。でも、世界を見回すと、夢でもなんでもなく、アメリカ、ヨーロッパ、アジアなどかなりのところで、すでに市民制作・市民発信が実現しています。最近訪れた韓国では「市民制作を支援するメディアセンター」を名古屋にもぜひ作ってくださいと発破をかけられてしまいました。

 日本でもこうした状況を実現したいというのが「あくせす」の思いです。
メディアと市民を近づけ、市民がメディアにもなるために、話し合ったり、勉強したり、制作したり鑑賞したり、ワイワイガヤガヤいろいろやってみませんか。
あなたもぜひ仲間に入ってください。お待ちしています。


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