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■2003年6月例会レポート

■カフェスタイルで市民メディアを見る、撮る、語る
日時 6月21日(土)16:00
場所 名古屋市男女平等参画推進センター3階
特別セミナールーム
講師 下之坊修子さん(ビデオ工房AKAME)
内容 Women's Schoolのビデオ講座受講生で「ビデオ工房AKAME」を10年前に結成し、映像でいろいろな問題提起をし続けるとともに、市民の映像を飲食店で放送する「カフェ放送てれれ」を今年から始めた下之坊修子さんをゲストに迎えトークライブを行った。

当日は、飲み物やお茶菓子を提供して、喫茶店感覚で気軽に参加できるようなスタイルにした。

【離婚を選んだ女たち】
ビデオ工房AKAMEを結成した初期に下之坊氏が制作した。当時、下之坊氏のテーマが離婚であり、自分1人の問題ではないと位置付けていた。「離婚を選んだ女たち」の上映には約150名集まり、多くの女性から今まで言えなかったことを言ってもらえたという反響が多く寄せられた。

【ビデオ講座主催と市民アクセスへの関心】
最初の約5年間は、人、機材、情報等を集めることに手探りの状態で試行錯誤が続いた。そこで蓄積したノウハウを他の女性にも伝えたいとビデオ講座を始めた。講座の受講生はそれぞれ考えや主張を持ち、それが伝わる映像が集まった。この頃、市民自ら番組を制作して放送できる「市民アクセスチャンネル」がアメリカにあることを知った。そこで、受講生の作品を発表する場所を開拓し、関心の輪を広める活動をすることにした。

【カフェ放送てれれ】
2001年に「ヨーロッパの市民とメディア」調査団に参加した時に、パリで「テレ・ボカル」のカフェ放送(市民映像の上映会)に出会った。カフェ放送がお洒落で顔の見 えるコミュニケーションの出来る場所との印象を受け、大阪で市民の映像をいろいろな人にさりげなく見てもらえる場所として「カフェ放送てれれ」を立ち上げた。
実際に「てれれ」で実際に放送された作品から「日系ブラジル人の私を生きる」「セックスを強要するのはただのレイプ(CM)」「ピース・ウォーク」「Star Wars実写 (アート)」が紹介された。

【てれれを利用する】
最近は作品の応募ばかりでなく、取材に来てほしいという依頼も多い。お茶を飲んでお喋りをしながら映像も楽しんで下さいと言ったら、強い勢いで議論が起こったり、松井やより氏(元朝日新聞記者)の追悼の夕べで関係者が涙を流したら議論が湧き起こったりというエピソードもあった。最近では、京都の学生映像祭でお互いの予告を「てれれ」で出し合ったり、十三(大阪市北区)の面白さを再発見するイベント「十三かくれんぼ」の撮影依頼があったりと、「てれれ」を利用してアクションを起こそうという動きがあり、やめられない。
(※十三かくれんぼや学生映像祭等の映像は7月のてれれで放送された。)

会場には約30名が集まった。また、NPO法人「EXPO TV」の前田康雄氏の協力により、インターネット中継も行われた。